魚種別料理:ブリ、メジロ 食べ応えのある大きさ
さばくのに広いシンクが必要
青物狙いのメインターゲットのブリです。
ブリはどこへ行っても呼び名はブリ。
近畿では長さ80cmまでのブリをメジロと呼んでいます。
鳥羽ではワラサ。ヤズと呼ぶのは北陸地方ですかね。
フィッシュイーターで海の中の食物連鎖では上位にいるので、釣り方はルアーでも生き餌でも活性の高い時はなんでも釣れます。
ルアーを使ったジギング、キャスティング。活きアジやイカを使った呑ませ釣りなどがブリ、メジロ釣りの基本。
イカがベイトの時は腹をさばくとイカが大量に出てきます(^^;)
このサイズになると脂が乗ってて量も多いので食べ応えがあります。
ブリ1尾で4人家族が食べるのに少し余るぐらい。
ブリ料理
やはり釣った時は生で食べるのが一番楽しみな魚。
しかし刺身は脂が乗っている分、途中で食べ飽きてしまいます。
片身だけでかなりの量が取れるので色々試してみました。
簡単なのは酢飯を作っておいて、そのまま握ってお寿司に。
寿司にする場合の切り身はあまり分厚いと握り難いです(^^;)
そして簡単なのをもう一品。
ブリのめんつゆ漬けです。
漬けダレのめんつゆに入れているのはすり生姜、すりゴマ、シソとミョウガのみじん切りです。
余った身を薄く大き目に削ぎ切りし、縦に細く切ってめんつゆに漬けるだけ。
2時間ほど冷蔵庫で寝かせて完成。
これ、めちゃ美味しいです(^^)
そして竜田揚げ。
サクにした切り身は身の肩側を分厚く大きめに切ります。
ビニール袋に生姜とニンニクのすりおろしと、醤油、酒少々を入れて切り身をよくモミこみ、1時間ほど置いておく。
あとは衣をつけて油で揚げるだけ。フライパンでもできます。
骨が無いので子供らが爆食い♪(´ε` )
塩を振って食べるのも良いですが、最初に下味をつけているのでそのまま食べても美味しいです。
余った身はブリ照り、塩焼きにでもなんでもOK。
ブリシャブなんかも良いですね。
大物がたくさん釣れた日はアラも取っておいて後日食べます。
中骨、頭、カマ、レバー、ハツ、胃袋を丁寧に取り外して冷凍保存。
カマは塩焼きに。
残りはアラ煮にします。
ブリのモツは美味しいです。
特に胃袋はコリコリした食感が最高(^^)
頭も脳天と頬肉が美味しいです。
兜焼きにしても良いです。
寄生虫について
ブリやメジロをさばいていると見かける血管みたいな糸状の寄生虫。
最初は気持ち悪かったですが慣れてしまいました(^^;)
名を「ブリ糸状虫」と言い、血合い近くに多く潜み、特に食害は無いようです。
子供らも慣れたもんで、刺身に居たら箸で取りのぞいてから食べてます。
寄生している部分は焼いたり炊いたり火を通すと身割れするのですぐ分かります。
気持ち悪いので見つけたら取り除いて下さい。
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