鉛スッテでイカメタルを楽しもう!
2016/09/02
アタリを取るのが面白い!
夏になると日本海では白イカ、マイカなどのケンサキイカ釣りが始まります。
今までは中錘仕掛けのティップランエギングが主流でしたが、今では鉛スッテを使ったイカメタルゲームが熱い!
夏の夜はイカ釣りへ出かけましょう(^^)
イカメタル仕掛け図
仕掛けは単純なものが多く、初心者でも楽しめます。
リールはスピニングかベイトどちらでも。
丘っぱりからのエギングみたいにキャスティングしてしゃくりながら巻かないのでベイトの方が楽です。
PEは0.8号が定番。
0.8号を150mほど巻けるリールならなんでも良いです。
手返し抜群!ひとつスッテ
イカメタル定番とも言えるひとつスッテ。
仕掛けが単純な分だけ手返しが良く、イカがノリノリ状態の時はこれで手返し良く釣果を伸ばせます。
リールはスピニングかベイトどちらでも。
リーダーにエギスナップなどをつけて鉛スッテをつけるだけ。
難点はエギでノってくる時は対応できないこと。
エギパターンなら中錘エギング
日本海の白イカはエギの方が良い型が多いそうで。
この中錘エギングの仕掛けも手返しが良く使えます。
エギは2号から大きくても3号まで。
2.5号が一番使えるサイズかも。
中でもラトル入りが効果的でした。
渋い時ほどサイズを小さくしていくと良いです。
ひとつスッテと違ってこちらは中錘を鉛スッテに換えることでスッテにも対応できます。
アタリがあっても乗らない時は錘に触っている事も多いとか。
そんな時は錘を鉛スッテに換えてみてください。
万能!マイカリグ、オバマリグ
枝糸のついた仕掛けでタカ産業の「マイカリグ」やダイワの「オバマリグ」を使うとエダスにエギや浮スッテなどをつけてダブルヒットも狙えます。
ひとつスッテと中錘エギングの良いところを兼ね備えた仕掛けです。
マイカ、オバマリグの有効性
幹糸と枝糸とダブルヒットも狙えますが、枝糸がエギや浮スッテ、幹糸が鉛スッテなど、パターンを変えた仕掛けで誘い、どちらにイカがノって来るか調べられるのが一番の醍醐味。
イカがノってくるヒットパターンはローテーションする事が多く、色々なカラーや大きさのスッテやエギを付け替える事が釣果を伸ばす秘訣だと思います。
エギでノったら当分続き、止まったら浮スッテや鉛スッテにくる。
またアタリが止まったらカラーを変えたりと、アタリが出なくなったらルアーの交換をおすすめします(^^)
ロッドについて
イカメタルはティップでアタリを取るので穂先が柔らかいロッドがオススメ。
各メーカーからイカメタル専用ロッドが発売されています。
磯竿のように細い穂先。
スピニング、ベイトタイプ両方ありますが、バーチカルな釣りなのでベイトの方が楽ですね。
タナも重要なのでカウンター付きの手巻きベイトリールが有効。
竿の継数は2本。
この細い穂先で跳ね上がるアタリを取ります。
25号や30号ぐらいの鉛スッテだと少し硬めの竿でも穂先が垂れるのでアタリは取れますが、やはり柔らかい竿の方が分かりやすいですね。
垂れている穂先が上がるだけで速合わせ。
繊細な釣りなので怪しいアタリは全て合わせてみて下さい。
コツン!って言う明確なアタリも結構あるので、専用ロッドじゃなくてもタイラバなど7ftぐらいの柔らかめの竿なら十分やれます。
タナと誘いについて
基本的にタナは底。
いつもお世話になっているオーシャンズさんの網野沖では水深30~50mぐらいまで。
和歌山だと70mほどになることもありますが、50mまでの水深だとPE1号でも十分やれます。
仕掛けが底に付いたら底を切る程度に巻き、軽くしゃくる。
そしてロングステイ。
巻かずに同じ事を繰り返しているとそのうちアタリが来ます。
いつまで経ってもアタリが無ければタナを上げて同じ事を繰り返すと良いです。
それでもダメならカラーチェンジや浮スッテ、エギの交換ですね。
釣れたら・・・
だいたい船にカゴが用意されています。
釣れたらそこにイカを入れておきます。
アタリが止まってひと段落ついたらクーラーボックスへ。
墨だらけになるのでジップロックなどに入れて保冷しましょう。
イカメタルまとめ
竿は柔らかティップ。
リールはベイトの方が楽。
ベイトリールはカウンター付きならなお良し。
エギや浮スッテの種類やカラーはたくさんあった方が良い。
ラトルは有効。
怪しいアタリは全合わせ。
アタリが無くなったらルアーローテ。
釣れた時用のジップロックはお忘れなく!
夏の夜なら波も穏やか。
女性や子供でも楽しめるイカメタルにチャレンジしてみて下さい(^^)
追記
何度かイカメタル釣行しているうちに、渋い時ほど中錘エギングで使うスピニングタックルが必要と感じています。
京丹後で乗る船の船長はイカメタルの鉛スッテよりも中錘エギングを使い、一緒に釣りをしていてアタリが止まった合間にも中錘エギングでバンバン釣り上げています。
エギを軽く投げて底から巻きながらシャクリ、ステイ。
そしてまた巻いてシャクってステイと、丘っぱりからのエギングをもっと早くした感じで底から中層、表層近くまで巻いて誘うと上手く捕食スイッチが入るようです。
速めに巻くので中錘ではベイトよりスピニングタックルがやりやすいです。
京丹後で白イカを狙う際は船長オススメの中錘エギングを実践してみてください。
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