釣りエサ:ササミの作り方
2016/11/25
エサ持ちも食いも良い海上釣り堀定番エサ
海上釣り堀へ行くまでは、鶏のササミで魚が釣れるとは思っても見ませんでした(^^;)
生ミックなどの団子系や虫エサと並ぶド定番。
釣り堀の売店でも売っているのですが、自分で作るのも簡単なのでご紹介。
まずは塩で水抜き
ササミは安い部位なので5本セット300円ぐらい。
まずは塩漬けして水分を抜きます。
タッパーの底が見えなくなる程度に塩を入れ、ササミを切らずに塩の上にそのまま乗せて塩を振りかけ、蓋をして身全体に塩が行き渡たるようタッパーを振ります。
あとは冷蔵庫で3時間ほど放置。
保存後に見てみるとだいぶササミの水分が出ていると思います。
タッパーごと塩とササミを洗い流し、キッチンペーパーなどでササミを綺麗に拭き取ります。
水分が抜けて身が硬くなっているのが分かると思います。
等分に切り分ける
ササミを等分に切り分けます。
切り分ける際にスジの部分を取り除きます。
中心部分は少し大きすぎるので半分にカット。
団子エサよりちょっと大きいぐらいの1.5~2cm角ぐらいが理想。
黄色く着色する
ササミはそのまま使えない事も無いですが、黄色く着色したり臭い付けする事で食いが良くなるようです。
釣具屋で海上釣り堀のコーナーに行くと漬け液が売っています。
今回はマルキューのつけ込み液を使います。320円(税抜き)でした。
ササミ5本だとつけ込み液1本まるごと使いました。
これと一緒に臭い付けにチューブのすりおろしニンニクをぶにゅ~っと適当に投入。
タッパーに入れてシャカシャカ混ぜます。
サンマの切り身もあったので一緒に混ぜ混ぜ。
冷蔵庫で一晩漬け込んで翌朝釣りへ行く時に持って行きます。
冬場だった事もあり、忘れそうなのでクーラーボックスへ入れときました(^^)
あとは釣座でエサボックスなどに移して使います。
毎回タッパーからそのまま手で取って使っても良いのですが、かなり臭くて色も付くので、割り箸などで汁気を切ってからエサボックスへ入れておくと使いやすいです。
余ったササミはフリーザーパックに入れて冷凍保存。
次回もそのまま使いますが、普通に釣れてます。
ササミを使うメリット
海上釣堀と言えど、小魚などエサ取りは居ます。
生ミックやダンゴだとすぐにエサだけ取られてしまうので、そんな時はエサ持ちの良いササミの出番。
筏の隅でじっとしている魚に誘いをかけてもエサ持ちが良く、なおかつエサ取りにも強い。
魚の活性が高い時は生ミックやダンゴなどのエサで十分ですが、食いが渋くなったらササミをつけて筏の四隅辺りでチョンチョンと竿を振って魚の食い気を誘ってみて下さい。
ザリガニ釣りした事ある人なら分かると思うのですが、あの要領と同じです(^^;)
釣堀の魚は誘いをかけた方が釣れるイメージがあります。
釣堀で売っている事もありますが、安くて簡単に作れるので是非自作ササミにチャレンジしてみて下さい。
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